今回紹介する爬虫類は『アカメカブトトカゲ』です。
フォルムがドラゴンみたいでかっこよく、顔はとてもカワイイ人気のトカゲです!
飼育環境は少し他のトカゲと異なるので、中級者向けかと思います。

我が家での体験も記載しておきます!
では!見ていきましょう!
アカメカブトトカゲについて

まずは『アカメカブトトカゲ』の生態など勉強していきましょう!
アカメカブトトカゲの分類、大きさ、寿命
分類 | 爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 トカゲ科 カブトトカゲ属 |
学名 | Tribolonotus gracilis |
大きさ | 体長16~20㎝ |
寿命 | 平均で5年 |
アカメカブトトカゲの分布
インドネシア、パプアニューギニアのニューギニア島
アカメカブトトカゲの生息環境
アカメカブトトカゲは熱帯雨林の水辺などに生息しています。
夜行性で、昼は落ち葉や倒木の下などで休んでいます。
アカメカブトトカゲの性格
非常に憶病で神経質な性格をしています。
飼育環境下でも人間が近づくとすぐにシェルターに逃げてしまったり、シェルターから出ている姿をあまり見かける事はありません。
ハンドリングや動く姿を楽しみたい方には向きません。
アカメカブトトカゲの食性
アカメカブトトカゲの食性は動物食で、昆虫類、節足動物などを食べています。
飼育下ではコオロギ、デュビア、レッドローチを与え、おやつ感覚でミルワーム、ハニーワームなどを与えます。
エサ用のコオロギは主に『ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)』と『フタホシコオロギ(フタコ)』の2種類ありますがどちらを与えても構いません。
アカメカブトトカゲの飼育について

ここからはアカメカブトトカゲの実際の飼育方や飼育環境を解説していきます!
アカメカブトトカゲの価格
アカメカブトトカゲは、通常のペットショップやホームセンターでは取り扱いが少ないので爬虫類ショップで探してみましょう。
値段は10000円~15000円くらいで販売されています。

各地で開催されている爬虫類イベントでも入手可能です。通常より安く販売されている可能性もあるので参加してみて下さい!
アカメカブトトカゲの飼育ケース(ケージ)
アカメカブトトカゲはあまり動き回る種ではないので小型のケージで飼育可能です。
大きさの目安は奥行で体の2倍程度、横幅で1倍程度あれば大丈夫です。
30~40cm×15~20cm程度あれば大丈夫です。
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・ガラス製なので透明度抜群!とても観察しやすい!
・ライトやパネルヒーターなど拡張性があり、アイテムも豊富!
我が家では
我が家では現在、安価なプラスチックケースで飼育しています。
通気性がいいので蒸れる心配はありませんが、湿度管理の為に霧吹きを細目にする必要があります。
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アカメカブトトカゲの飼育温度
アカメカブトトカゲの適温は25℃~28℃です。
夏は必要ありませんが、冬はパネルヒーターを敷いて加温しましょう。
高温にも低温にも弱いので温度調節に注意が必要です。
真夏は暑くなり過ぎてしまうので通気性を確保し、アカメカブトトカゲが熱中症にならないようケージ内の温度に気を付けましょう!
その他、エアコンで部屋ごと温度管理している人もいます。
色々な生き物や多頭飼育している人にオススメです。

アカメカブトトカゲは夜行性なので、爬虫類飼育で使われる紫外線ライトは不要です。
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ケージ内の温湿度が確認で出来るように、温湿度計も設置してあげて下さい!
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アカメカブトトカゲの飼育湿度
アカメカブトトカゲの適正湿度は70%くらいです。
アカメカブトトカゲは乾燥に弱いので湿度調節は注意して下さい。
また、高湿度を好みますが蒸れにも弱いので注意しましょう。
ウェットシェルターは必須です。
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アカメカブトトカゲの床材
アカメカブトトカゲの床材は保湿性能の高い物にしましょう。
ヤシガラ土、水苔、ソイルなどの候補がありますが個人的に最もオススメなのがテラリウムソイルです!!
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アカメカブトトカゲの飼育環境図

飼育環境の参考イラストを貼っておきます!

⑤の暖突はパネルヒーターだけでは温度が心配って時に併用してください。
①パネルヒーター:1/3~半分に敷く。
②水入れ:全身が浸かる物。100均のタッパーなどでOK。
③ウエットシェルター:必須。
④床材:テラリウムソイルがオススメ。
⑤暖突:パネルヒーターのみでは飼育温度が安定しない際に使用。適温が保たれれば無くても可。

アクアテラリウムを作って飼育している飼育者さんもいます!
アカメカブトトカゲのエサの与え方
アカメカブトトカゲはピンセットでエサを食べてくれない個体もいるので置きエサが基本になると思います。
姿をあまり見せないのでエサをちゃんと食べているか確認しましょう!
エサの頻度は2~3日おきにコオロギやデュビアを2~3匹与えます。

与える直前にエサにはカルシウムパウダーを振りかけておきましょう!
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アカメカブトトカゲの飲み水
アカメカブトトカゲは水浴びをするので飲み水兼水浴び用の全身が浸かる容器を1つ置いておきましょう!
100均のタッパーなどでOKです!
お水は二日に一回は取り換えてあげましょう!
アカメカブトトカゲの飼育感想
アカメカブトトカゲは非常に憶病で神経質なトカゲです。
シェルターから出ている姿を見るのは稀ですが、部屋の電気を消すとシェルターから出て活動している姿を見る事が出来ます。
飼育環境は温度と湿度の調整に気を使う必要があり、エサやりも虫をシェルターの中に入れてあげるなど工夫が必要です。
最後に

飼育に必要な物を復習しよう!
・ヒーター(ケージ全面に敷かない)
・温湿度計
・床材(テラリウムソイルがオススメ)
・水入れ(全身が浸かる大きさ)
・エサ(虫エサ)
・ウェットシェルター
いかがでしたか?
小さなドラゴン『アカメカブトトカゲ』は初心者向けではありませんが決して飼育が難しいわけでもありません。
爬虫類飼育に慣れ次のステップに進みたい方は飼育を検討してみてはいかがでしょうか?

最後まで見てくれてありがとう!!
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