サソリモドキは見た目がサソリに似ていることからサソリモドキの名が付いていますが、サソリの仲間ではありません。
見た目がユニークで面白い生き物です!
今回は世界三大奇蟲の一角『サソリモドキ』の飼育方法、特徴や飼育環境について紹介します。
では!見ていきましょう!!
サソリモドキの毒性
サソリは毒を持っていますが、サソリモドキは毒を持っていません。
その代わり、おしりから酢のような臭いがする酸性の物質を噴射します。
強い酸性で、肌につくとヒリヒリすることもあり目に入ると激しく痛み、最悪失明することがあります。
また、ハサミの挟む力も強く、ハサミには歯状のトゲがついているので、挟まれると出血すると思います。
掃除をするときなどは注意しましょう!
サソリモドキ飼育の注意点
絶対に逃がさない!!
サソリモドキに毒はありませんが、世間一般的に見れば得体のしれない虫です。
大騒ぎになり、他の人に迷惑が掛かってしまうので脱走させないように細心の注意を払い責任を持って飼育しましょう!!
サソリモドキは少しの隙間でも脱走することができるので飼育ケースは蓋がしっかりと閉まるものを用意しましょう!
取り扱い注意
毒が無いとはいえ、ハサミの挟む力は強く怪我をする恐れがあります。
また、おしりから出す酸性の物質は目に入ると危険なので注意しましょう!
必ず終生飼育する
サソリモドキの寿命は5年程度ですが、終生飼育可能かしっかり検討して飼育しましょう!!
飼いきれないからと言って捨てるのは論外です!!
サソリモドキの価格、入手方法
サソリモドキは約1000円~3000円ほどで購入することができます。
普通のペットショップでは、売っていないので奇蟲を扱っている爬虫類ショップや通販、ヤフオクなどで購入可能です。
各地で開催されているエキゾチックアニマルの展示・販売イベントでは通常より安く入手できます。
サソリモドキの大きさ
サソリモドキの最大種であるテキサスジャイアントビネガロンで約8cmです。
小型種だと4cm前後になります。
サソリモドキの飼育容器
サソリモドキはあまり動き回る生き物ではないので、飼育容器の大きさは15cmほどの横幅があれば十分です。
蓋がしっかり閉まるものにしましょう。
爬虫類などのガラスケージだと、高いのでプラスチックケースなどで十分です。
個人的にクリアスライダー(ラージサイズ)が見た目もよくオススメですが、容器内が蒸れやすいので穴を開けるなどの工夫が必要です。
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サソリモドキの床材
サソリモドキの床材は主にピートモス、ミズゴケ、ヤシガラ、バーミキュライトなどが使用されます。
保湿性の高い床材を敷いてあげましょう。
個人的にオススメの床材は爬虫類飼育用のデザートソイルです。
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シェルター
野性のサソリモドキは障害物の下にいるのでシェルターを入れてあげると落ち着きます。
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サソリモドキのエサ
サソリモドキのエサは主にコオロギ、デュビア、レッドローチ、ミルワーム、ジャイアントミルワームなどを与えます。
エサ頻度は週2回くらい与えれば十分です。
水入れ
水は結構飲むので必ず水入れを入れてあげて下さい。
ただ、溺れないように浅い水入れにしてあげたください。
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サソリモドキの飼育温度と湿度
サソリモドキの飼育適温は25℃~27℃、湿度は80%です。
真夏は必要ありませんが、それ以外はパネルヒーターで温めてあげましょう。
パネルヒーターは飼育ケース全面に敷いてしまうとサソリモドキが暑いときに逃げ場が無くなってしまうのでケースの1/3~半分に敷きます。
また、パネルヒーターはケースの底面にぴったり付いてないと温まりにくいので、足があるケースには工夫が必要です。
湿度は霧吹きで調整してあげてください。
ただ、ケース内が蒸れないように注意しましょう。
最後に
いかがでしたか?
飼育環境を作るのは比較的簡単で、お世話も週二回のエサやりと霧吹き、水交換だけなのでとても簡単に飼育出来ます。
お世話も手がかからず、ユニークな見た目で一人暮らしの方や奇蟲の入門種などにピッタリです!!
最後まで見てくれてありがとう!!
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