今回は真っ赤な目のカエル『アカメアマガエル』の飼育についてお話していきます。
アカメアマガエルは、ペットとしての人気も高く、その見た目から色々なデザインのモチーフにも使われている人気のアマガエルです。
では!早速見ていきましょう!!
アカメアマガエルについて
まずは『アカメアマガエル』の生態について勉強していこう!!
アカメアマガエルの分類、大きさ、寿命
分類 | 両生綱 無尾目 アマガエル科 アカメアマガエル属 |
学名 | Agalychnis callidryas |
大きさ | 3㎝~7㎝(メスの方が大きくなる) |
寿命 | 平均5年 |
アカメアマガエルの分布
グアテマラ、コスタリカ、ニカラグア、パナマ、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコ南部
アカメアマガエルの生息環境
アカメアマガエルは熱帯雨林や林に生息しています。
夜行性で、昼間は葉に止まって休んでいます。
カエルは水辺に住むと思われがちですが、アカメアマガエルは樹上で生活しており、水辺の植物の上や森林などに生息しています。
アカメアマガエルの食性
アカメアマガエルの野生下での食性は動物食で、昆虫類、節足動物などを食べています。
飼育下ではコオロギやデュビア、レッドローチなどの昆虫が主食になります。
アカメアマガエルの飼育について
ここからはアカメアマガエルの実際の飼育方法を紹介して行きます!!
アカメアマガエルの価格
アカメアマガエルは少し高価なカエルで8,000円〜15,000円くらいになります。
一般のペットショップやホームセンターでは取り扱ってない場合が多いので、爬虫類・両生類のショップや通販などで探してみましょう。
アカメアマガエルの飼育ケース(ケージ)
アカメアマガエルは樹上性のカエルなので高さが確保できるケースを用意しましょう。
目安の大きさは縦横30㎝程度、高さは45cm程度のケースが必要です。
ケースはメンテナンス用の窓部分が「スライド式」ではなく、「トビラ型」のものを選んだほうがいいです。
理由はアカメアマガエルがスライド部分にいると開けることが出来なくなってしまいます。
なのでトビラ型のタイプにしましょう。
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アカメアマガエル床材
アカメアマガエルの床材には湿度を保ちやすい物を使いましょう。
ヤシガラマットやソイルがオススメです。
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アカメアマガエルの保温
アカメアマガエル飼育の適温は22~28度前後です。
高温に弱いので、気温が30度近くなる夏場は、クーラーか直接風が当たらないように扇風機を使ってください。
冬はパネルヒーターをケースの側面に貼り付けてあげましょう。
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アカメアマガエルの湿度
アカメアマガエルの飼育湿度は70%前後を維持しておきましょう。
水入れや霧吹きを使用して湿度を管理してあげましょう。
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レイアウト
アカメアマガエルは樹上性のカエルなので立体活動が可能なレイアウトにしてあげましょう。
観葉植物を入れると見栄えよく、さらにカエルの隠れ家にもなるのでオススメです。
ただ、ケージに入れる観葉植物は『少ない光でも育つ』、『多湿な環境でも育つ』
という特徴を持つ植物を利用するのがオススメです。
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アカメアマガエルのエサ
アカメアマガエルのエサはコオロギなどの小さい虫を与えます。
ペットショップなどで餌用のコオロギが売られています。
もしくは、爬虫類ショップで売られているデュビアやレッドローチ(エサ用のゴキブリ)を与えてもOKです!
目安はアカメアマガエルの頭半分程度の大きさのエサを1度に1匹〜2匹程度、2日に1回のペースで与えてください。
アカメアマガエルは夜行性のため消灯前に生きた昆虫を入れておくと食べてくれます。
飼育環境に慣れてくるとピンセットで与えても食いついてくれるようになります。
注意!!
カエルは基本的にエサを与えれば与えただけ食べる生き物です。
長期間の絶食に耐えられる反面、エサに遭遇したら無理をしてでも食べようとするためので注意が必要です。
過度にエサを与えると
・エサが喉につかえる
・消化不良になる
・吐き戻しによる体力消耗
・肥満
などが起こる可能性があるので注意しましょう。
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水入れ
アカメアマガエルの全身が浸かる大きさ、深さの水入れを1つ置いておけばOKです。
100均のタッパーなどでも構いません。
※水は2日に1回は交換してあげましょう!
アカメアマガエルを触るときの注意点
両生類を触るときは注意が必要です!!
変温動物にとって36度前後ある人間の体温は高すぎ、ヘビやトカゲのように鱗が無いカエルは熱をもろに受けます。
個体を触る必要が場合は、『水で手を十分に冷やす』、『手袋などを装備する』、『別の容器に追い込む』
などの工夫をしましょう。
また、カエルは皮膚の表面から毒を分泌しています。
触った手で目をこすったり、物を食べたりするのはやめておきましょう。
炎症を起こす可能性があるので触った後はしっかり手洗いをしましょう!!
最後に
飼育に必要な物を復習しよう!
・パネルヒーター(冬、ケージの側面に貼る)
・温湿度計
・床材(デザートソイルがおすすめ)
・水入れ(全身が浸かる大きさ)
・エサ(コオロギ、デュビア、レッドローチなど)
・エサやり用のピンセット(先が丸い物がベスト)
いかがでしたか?
両生類のペットを考えている方は美しい体色と真っ赤な目が特徴の『アカメアマガエル』の飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか??
最後まで見てくれてありがとう!!
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