今回紹介する爬虫類は『ニホンイシガメ』です。
ニホンイシガメは日本の固有種で現在は個体数が減少し準絶滅危惧種にまで追い込まれています。
今回はそんなニホンイシガメの飼育方法、飼育環境、生態やエサについて紹介していきます。
では!見ていきましょう!
ニホンイシガメについて
まずは『ニホンイシガメ』の生態など勉強していきましょう!
ニホンイシガメの分類、大きさ、寿命
分類 | 爬虫綱 カメ目 イシガメ科 イシガメ属 |
学名 | Mauremys japonica |
大きさ | オス:体長15㎝前後 メス:体長20㎝前後 |
寿命 | 平均で20年 |
ニホンイシガメの分布
ニホンイシガメは日本の固有種です。
ニホンイシガメの生息環境
ニホンイシガメは池、河川、湿地、水田などに生息。
平地よりも山麓部に多い印象です。
ニホンイシガメの性格
外国産のカメに比べてニホンイシガメの性格は、穏やかですが少し神経質な面があります。
ニホンイシガメの食性
ニホンイシガメの食性は雑食で野生下では魚、両生類、ザリガニ、水生昆虫、貝類、ミミズ、草などを食べています。
飼育下では人工フードを与え、他にもレバーやハツなどの肉類、エビやメダカ、ザリガニ、ミルワーム、乾燥エビや肉食魚用熱帯魚のエサも食べます。
ニホンイシガメの飼育について
ここからはニホンイシガメの実際の飼育方法、飼育環境を解説していきます!
ニホンイシガメの価格
ブリードの場合は3000円〜5000円程度でワイルドだともう少し高くなります。
ニホンイシガメの飼育ケース(ケージ)
ニホンイシガメの成体飼育には最低でも60㎝水槽が必要です。
子供の場合は45㎝水槽でもOKです。
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ろ過器
細目な水換えが可能であればろ過器は必須ではありません。
ただ、ニホンイシガメはエサをよく食べ、沢山フンをするので水がすぐ汚れてしまいます。
ろ過器を入れると水中のゴミを取ってくれるので管理が楽になります。
ニホンイシガメの飼育は水深が浅いのでコーナーフィルターか投げ込み式フィルターを使いましょう。
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保温、バスキング、紫外線ライト
ニホンイシガメ飼育の適温は18℃~24℃です。
夏は必要ありませんが、冬は水中用のヒーターで加温してあげましょう。
真夏は暑くなり過ぎてしまうので冷却ファンがあった方がいいです。
その他、エアコンで部屋ごと温度管理している人もいます。
陸上部分には紫外線を浴びる為の紫外線ライトと体を温める為のバスキングライトが必要です。
紫外線ライトは紫外線を浴びることによりビタミンD3を生成して骨格を形成する為に必要です。
屋外で毎日2時間~3時間の日光浴が可能であれば紫外線ライトは不要です。
↓ヒーター↓
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↓紫外線ライト↓
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↓ソケット↓
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ニホンイシガメの床材
ニホンイシガメはフンの量が多いので掃除しやすいように底は何も敷かない方が管理が楽です。
見映えが悪いので敷きたい方は粒が大きめの砂利などを敷いてあげましょう。
粒が小さいと誤飲の可能性があるので注意して下さい。
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レイアウト
レイアウトは陸上と水が必要です。
水深は20cmくらいにして陸上は市販のカメ用浮島やレンガブロックを積み重ねて安定した陸地を作ってあげてください。
陸地は体の大きさよりも少し大きいくらいが目安です。
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ニホンイシガメのエサ
ニホンイシガメのエサは基本的に人工フードを与えます。
エサの量はカメの頭二個分くらいを目安にして下さい。
ただ、食べ残しは水を汚す原因になるので早めに取り除きましょう。
子亀の場合は毎日与え大人になると2~3日に1回程度でOKです。
最後に
飼育に必要な物を復習しよう!
・ヒーター(冬のみ)
・紫外線ライト(ソケットも必要)
・バスキングライト(ソケットも必要)
・ろ過器(水替えをこまめにすれば無くても可)
・床材(無くても可)
・エサ(カメ用人工フード)
・浮島やレンガなど
いかがでしたか?
水換えをしっかりしていれば飼育は難しくなく長く飼育することができます。
個体数が減少している日本の貴重なカメなので大切に飼育してあげて下さい。
最後まで見てくれてありがとう!!
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