今回はカラフルで綺麗なヘビ『ミルクスネーク』について説明していきます。
ミルクスネークは亜種が多く一般的にペットとして流通している種は『ホンジュランミルクスネーク』、『ネルソンミルクスネーク』が一般的です。
この二種を基本に特徴や飼育方法、飼育環境についてお話していきます。
では!
見ていきましょう!!
ミルクスネークについて
まずは『ミルクスネーク』の生態について勉強していこう!!
ミルクスネークの分類、大きさ、寿命
分類 | 爬虫綱 有鱗目 ヘビ亜目 ナミヘビ科 キングヘビ属 |
学名 | Lampropeltis triangulum |
大きさ | 長さは80~150cm |
寿命 | 平均で15年~20年 |
ミルクスネークの分布
アメリカ合衆国、メキシコ
ミルクスネークはアメリカ南東部、メキシコを中心に広く分布しています。
ミルクスネークの生息環境
ミルクスネークは森林、草原、農耕地などに生息しています。
ミルクスネークに毒はある?
ミルクスネークの見た目は毒蛇のサンゴヘビに似ていますが擬態しているだけで毒はありません。
ミルクスネークの性格
ミルクスネークは攻撃してくることは少ないおとなしいヘビです。
ただ、臆病な性格なのでハンドリングは苦手な個体が多いようです。
ミルクスネークの食性
野生のミルクスネークは動物食で小型爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類などを食ています。
飼育下では冷凍されたピンクマウスを解凍して与えます。(解凍方法は後程説明します。)
ミルクスネークの飼育について
ここからはミルクスネークの実際の飼育方法を解説していきます!
ミルクスネークの価格
ミルクスネークは一般のペットショップやホームセンターなどでは販売されていることが少ないので、爬虫類専門んのショップで探してみましょう。
販売平均価格はモルフにもよりますが1万5千円~3万円程度で販売されています。
ミルクスネークの飼育ケース(ケージ)
ミルクスネークの飼育に最低限必要な大きさの目安はミルクスネークがとぐろを巻いた状態の3倍以上です。
最終的な大きさは60cm×45cmあれば大丈夫です。
ミルクスネークが小さいうちは
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その他衣装ケースなどを改造して飼育可能ですが脱走には十分注意しましょう。
ミルクスネークの保温
ミルクスネークの適温は25℃前後ですが。
寒い時期はパネルヒーターを敷いてあげて下さい。
逆に夏は暑くなりすぎてしまうので通気性のいい場所を確保し、ミルクスネークが熱中症にならないようケージ内の温度に気を付けましょう!
その他、部屋ごとエアコンで温度管理している人もいます。色々な生き物や多頭飼育している人にオススメです。
爬虫類飼育でよく使われる紫外線ライトはミルクスネークには不要です。
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ミルクスネークの保湿
ミルクスネークの飼育湿度は40%~60%程度あればOKなので特に気にする必要はありません。
ミルクスネークの床材
ミルクスネークの床材は特に重要ではありません。
専用の床材もありますが、日々のメンテナンスが簡単なキッチンペーパーやペットシーツがオススメです。
特に見栄えを気にしないのであればペットシーツがオススメです。
吸水性もあり、交換も簡単です。
ミルクスネークの飼育環境図
飼育環境の参考イラストを貼っておきます!
①パネルヒーター:1/3~半分に敷く。
②水入れ:全身が浸かる大きさ。100均のタッパーでOK。
③シェルター:隠れ家に使用。無くても可。
④床材:様々な素材の物があるが好みでOK。清潔、安全を優先に考える。ペットシーツがオススメ。
⑤暖突:寒い地域でパネルヒーターのみでは飼育温度が安定しない際に使用。適温が保たれれば無くても可。
⑤の暖突はパネルヒーターだけでは温度が心配って時に併用してください。
ミルクスネークのエサの与え方
ミルクスネークが子供の時はピンクマウスをあげます。
通常は冷凍されたものを解凍して与えます。(解凍方法は後程説明します)
解凍済みマウスをピンセットで掴んで直接与えます。頭からいくようにしてあげてください。
(お尻からだと足とかが引っかかって食べにくいらしいです…)
個体のサイズによってマウスの大きさを変えますが、目安はヘビのお腹の一番太い所と同じ太さのマウスを目安にして下さい。
『大丈夫!?大きすぎない!?』と心配になりますが十分に飲み込めます。
・ヤングサイズ:ファジー、ホッパーマウスを4日~1週間に1回の間隔でOKです。
・アダルトサイズ:アダルトマウスを1~2週間に一度で構いません。
(アダルトになってから頻繁にあげると肥満のもとになるので注意しましょう)
↓ピンセットは生体を突いて怪我させないように先が丸い木製の物がオススメ!↓
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エサの解凍方法
エサの解凍方法は色々がありますが1つ紹介しておきます。
色々な方法がありますが、我が家のやり方を説明します!
②タッパーにお湯をはります(我が家では、給湯のMAX温度の60℃)
③袋に入れたマウスを浸けて湯煎で解凍します(お湯が冷めたら交換)
④マウスの全身が温まりお腹がプニプニで芯まで温まっていればOK
ミルクスネークの飲み水
飲み水兼保湿用の全身が浸かるタッパーを1つ置いておけば大丈夫です。
※お水は二日に一回は取り換えましょう!
最後に
飼育に必要な物を復習しよう!
・ヒーター(ケージ前面に敷かない)
・温湿度計
・床材(ペットシーツがオススメ)
・水入れ(全身が浸かる大きさ)
・エサ(成長によってマウスのサイズを飼える)
・エサやり用のピンセット(先が丸く、木製の物がベスト)
いかがでしたか?
ミルクスネークはとても飼育しやすいヘビです。
個体の価格もお手頃で、飼育設備もそんなに高くありません。
飼育環境を整えるのも容易で見た目もとても綺麗です。
ぜひ!
飼育を検討してみてください!
See you♡
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