今回は、瞳が赤色で黒い体をしたヤモリで見た目が闇属性でとてもかっこいい『ハイナントカゲモドキ』を紹介していきます!!
中二病をくすぐる様な見た目です(笑)
飼育も比較的容易で非常に飼育しやすいヤモリです。
我が家での体験も記載しておきます!
では!見ていきましょう!!
ハイナントカゲモドキについて
飼育方法の前に『ハイナントカゲモドキ』の生態などを勉強していきましょう!!
ハイナントカゲモドキの分類、大きさ、寿命
分類 | 爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 トカゲモドキ科 キョクトウトカゲモドキ属 |
学名 | G.l.hainanensis |
大きさ | 15㎝~18㎝ |
寿命 | 平均10年 |
ハイナントカゲモドキの特徴
ハイナントカゲモドキはヤモリの仲間ですが、よく夏になると見かける『ニホンヤモリ』と少し違います。
まぶたがあり壁などに貼り付くことはできません。
なので『トカゲモドキ』と名付けられ地表に住んで生活しています。
体色は黒色で黄色のバンド模様が入っていて、目は赤色で顔はいかつく悪そうな顔をしています。
また、尻尾は自切し再生可能ですが元の形とは異なる形状になり形状・模様・色彩は変化します。
ハイナントカゲモドキの性格
ハイナントカゲモドキはめちゃくちゃ憶病な性格です。
シェルターなどに隠れていることが多く滅多に出てくることはありません。引きこもりです…
噛む事もほぼ無いので馴れればハンドリング(手のひらに乗せる)も可能ですよ!
ハンドリングの際は、お腹の下に手を入れてすくいあげる感じで手のひらに乗せてあげて下さい。
上から掴むと怖がり自切の原因にもなります。
ただ、憶病な性格なのでストレスがかからないようハンドリングはメンテナンスの時くらいにしてあげて下さいね。
ハイナントカゲモドキの分布
中国のハイナン島、ベトナムのキャットバ島に生息しています。
ハイナントカゲモドキの生息環境
ハイナントカゲモドキが暮らしている環境は主に山間部や洞窟、森林などに生息しています。
夜行性で、ある程度湿度の高い場所を好みます。
ハイナントカゲモドキのエサ
ハイナントカゲモドキの食性は動物食で野生では昆虫類、節足動物などを食べます。
飼育下ではコオロギ、デュビア、レッドローチや人工フードを与え、おやつ感覚でミルワーム、ハニーワームなどをあげます。
エサ用のコオロギは主に『ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)』と『フタホシコオロギ(フタコ)』の2種類ありますがどちらを与えてもOKです。
どうしても虫が苦手な人には人工フードもあるよ!
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ただ、人工餌を与えるにあたって注意点があります!!
ハイナントカゲモドキの飼育について
ここからは、実際ハイナントカゲモドキの飼育方法を紹介していきましょう!!
ハイナントカゲモドキの価格
ハイナントカゲモドキは通常だと1万円前後で販売されています。
メジャーな種ではないのでペットショップなどで見つけるのは厳しいのです。
爬虫類専門店や爬虫類イベントなどで探しましょう。
各地で開催されている爬虫類イベントでは安く買える可能性が高いので参加してみてください!
ハイナントカゲモドキの飼育ケース(ケージ)
ハイナントカゲモドキの飼育に必要な大きさは全身の2倍程度でプラスチックケースでも飼育OKです!
30cmサイズで扱いやすい
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・下部と上部が分離可能なので掃除しやすい!!
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我が家では
最初は、レプタイルボックスで飼育していましたが、多数飼育しているのでコスト削減のためにプラケースでの飼育に変更しています。
レイアウトにこだわる方以外は、プラケース、レプタイルボックスやレプティギアで十分だと思います。
↓我が家で使用中のプラケース↓
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このプラケは底に足が付いていないのでパネルヒーターを敷いた際に隙間が空きません!
多頭飼育や多種の爬虫類飼育者にはピッタリです!!
ハイナントカゲモドキの保温
ハイナントカゲモドキの適温は25℃~30℃です。
寒い時期はパネルヒーターを敷いてあげて下さい。
逆に夏は暑くなりすぎてしまうので通気性のいい場所を確保しハイナントカゲモドキが熱中症にならないようにケージ内の温度に気を付けましょう!
ハイナントカゲモドキは夜行性なので爬虫類飼育でよく使われる紫外線ライトは不要です。
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ケージ内の温湿度が確認できるように温湿度計も設置してあげてください!
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ハイナントカゲモドキの保湿
ハイナントカゲモドキは高湿度を好み適性湿度は70%~80%です。
毎日霧吹きをして湿度を保ってあげましょう。
なお、霧吹きは水入れがある方半分にして残り半分は通常の部分を作ってあげるといいです。
また、ウェットシェルターという素焼きの隠れ家を使用することで隠れ家内の湿度も高湿度に保てます。
上部に水を入れることでシェルター内が高湿度となります。
憶病+高湿度が好ましいヤモリなのでウエットシェルターは必ず入れてあげましょう。
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我が家では
複数飼育しているので1匹ごとに保温するより部屋ごとエアコンで管理しています。
試しに数カ月間、エアコンで温度管理をしてみたら、あまり電気代が変わりませんでした。
以来エアコン管理にしています。
エアコンで一括管理した方が一つ一つ暖房器具を管理するより楽ですよ!
皆さんも数カ月試してみてはいかがでしょうか?
ハイナントカゲモドキの床材
ハイナントカゲモドキの飼育には湿度重視の床材を選んであげましょう。
デザートソイル
↓見た目もよく保湿性が抜群で排泄物が固まるので掃除しやすい!↓
ハイナントカゲモドキの飼育環境図
飼育環境の参考イラストを貼っておきます!
①パネルヒーター:ケージの1/3~半分に敷く。
②水入れ:100均のタッパーなどでOK。
③ウエットシェルター:上に水を入れるタイプを使用。
④床材:デザートソイルがオススメ。湿度が維持できる床材を選ぶ。
ハイナントカゲモドキのエサの与え方
エサはデュビアやレッドローチ、コオロギをピンセットで与えます。
ケージに入れたままにしておくとコオロギがハイナントカゲモドキを噛む場合があります。
ちなみに、デュビアやレッドローチだと攻撃の心配はありません。
ピンセットは生体を突いて怪我させないように先が丸い木製の物を使いましょう。
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脂肪分が多いミルワームなどはおやつとして与えましょう。
虫を与える場合はエサにカルシウムパウダーを振りかけておきます。
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人工フードは種類によって与え方が異なりますので商品の説明通り与えてあげて下さい。
ハイナントカゲモドキのエサの頻度
ハイナントカゲモドキがベビーの場合は毎日食べるだけ与えます。
成体の頻度は週3回くらいコオロギなら2匹を目安に与えて下さい。
我が家では
最初は冷凍コオロギを与えていました。(生きてるコオロギの管理が面倒だったので…)
その後、レオパゲルを見つけ試しに与えてみたら問題なく食べてくれたので現在はレオパゲルに変更しています。
食べてくれなかった子は、最初にコオロギをあげる⇒食べきる前にレオパゲルをすかさず与える!
こんな感じで慣れてもらいました。
ハイナントカゲモドキの飲み水
100均のタッパー(浅め)でも代用できます。
※お水は2日に一回は換えてあげましょう!
↓レイアウトを凝りたいのであれば専用の水入れもありますよ!↓
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ハイナントカゲモドキの飼育感想
性格が穏やかなのでとても飼育しやすい種です。
爬虫類なので鳴きもしなければ臭いもありません。
排泄物の臭いもほぼ無しです。
攻撃性もありません。
生体はイベントで一万円弱で購入できて飼育設備もこだわりが無ければ一万円弱で揃えることがことができます。
ランニングコストもあまりかかりません。
ただ、憶病な性格でシェルターに引きこもりっぱなしで姿はあまり見せないので活発な種が好みの場合は向かないかもしれません。
最後に
飼育に必要なものを復習しよう!
・パネルヒーター(ケージの1/3~半分に敷く)
・温湿度計
・ウェットシェルター
・床材(湿度維持できるもの)
・水入れ(なんでもOK)
・エサ(コオロギ、デュビア、人工餌など…)※人工餌は食べない個体もいる
・エサやり用のピンセット(先が丸く木製の物がベスト)
いかがでしたか?
ハイナントカゲモドキは湿度さえ気を付ければ比較的容易に飼育可能です。
生体の値段も手が出しやすく設備投資もお手頃です。
ただ、引きこもりなので常に生体の姿を見たい人にはオススメできません!
あなたもこの記事を参考に、ぜひハイナントカゲモドキの飼育を検討してみてはいかがでしょうか!?
またね!!
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