犬を飼っている方はドッグランに愛犬を連れて行きたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
しかし、『何を用意すればいいの?』、『マナーや注意点は?』など分からない事が多く一歩が踏み出せずにいる方も多いと思います。
今回はそんな人達に向けてドッグランでのマナーや注意点を紹介していきます!
では!見ていきましょう!!
ドッグランへ行く前に
ドッグランへ行く前に最低限の準備は必要です。
どんな準備がいるか確認していきましょう!
しつけ
高度なしつけは必要ありませんが、最低限のしつけは必要です!
愛犬をある程度制御できなければ他の方に迷惑をかけるどころか他人や他の犬に怪我をさせてしまうなどの事故を起こす可能性があります。
『おいで』『待て』『ダメ』などのしつけは日頃から行いましょう。
他の人や犬にある程度慣れておく
ドッグランに行けば知らない人や犬が大勢います。
普段の散歩で人通りの多い道や犬の散歩が多い時間帯に散歩に連れて行き人や他の犬に慣れさせておきましょう。
他の人や犬に慣れておかないと怖がってドッグランが嫌いになったり興奮しすぎて狂暴になる事もあります。
初めて犬と触れ合うのがドッグランだと心配なので普段から散歩や公園などで他の人や犬と触れ合う機会をできるだけ多く作りましょう。
ダニやノミ、蚊(フィラリア)の予防
ノミ・ダニ・蚊(フィラリア)対策を!
ノミやダニは自然に付くだけでなく他の子から付く可能性もあります。
残念ながら全ての飼い主さんがノミやダニの対策をしているとは限りません。
もしも、他の犬がノミやダニを持っている場合は愛犬にも付いてしまう可能性があります。
愛犬の身を守る為にも対策はしておきましょう。
また、ドッグランだけではなく普段からノミやダニの対策は行いましょう。
狂犬病予防注射、混合ワクチン接種
ドッグランでは狂犬病予防注射済み、混合ワクチン接種済みの
証明書が必要な場合が多いです!!
公園のような無料で開放されている所は必要ない場合が多いですが有料のドッグランは必要な場合が多いです。
その他、ドッグカフェなどの多くの犬が集まる所では必要になる場合があります。
狂犬病予防は法律で定められた義務ですが混合ワクチンの予防接種は規制が無いので予防接種をしていない犬もいると思います。
混合ワクチンは自分の愛犬を守るためでなく感染を広げない為でもあるので出来る限り接種しましょう。
ドッグランに持って行くもの
ここからはドッグランにもっていくものを紹介します!
狂犬病予防注射・混合ワクチン接種済の証明書
各予防接種の証明書の提出が必要な場合が多いです。
忘れやすいので注意しましょう!!
リード、首輪(ハーネス)
ドッグランは基本的にノーリードでOKですが中にはノーリードNGの施設もあります。
最初はリードを付けて慣れさせる必要があるので必ず装着して行くか持って行きましょう。
リードは外しても、愛犬を制御出来るように首輪やハーネスは装着したままにしておきましょう。
マナー袋
散歩の時と同じでドッグラン内での愛犬のうんちは責任を持って持ち帰りましょう。
愛犬の飲み水
普段の短い散歩は飲み水を持っていくことは無いかもしれませんがドッグランでは激しく動いたり、長時間いる場合もあるので愛犬の飲み水と水入れは持って行きましょう。
おしっこ処理用の水
愛犬が屋外のドッグランでおしっこをしてしまった場合は水をかけて流すのがマナーです。
ペットボトルに多めの水を持って行きましょう。
タオルやペット用ウェットティッシュ
帰りに足を拭いたり汚れを落とすのに便利です。
おもちゃ
おもちゃの持ち込みは施設によりNGな場合もあるので注意してください。その施設のルールに従いましょう。
また、持ち込むおもちゃには注意が必要で、ドッグランには自分達だけでなく他の犬達も遊んでいます。
小型犬用の小さすぎるおもちゃは大きい犬が飲み込んでしまう可能性もありますし、逆に大型犬用の硬くて重いおもちゃは小さい犬に当たって怪我をさせてしまう可能性もあります。
おもちゃを別の犬に壊されてしまったり逆に自分の犬が相手のおもちゃを壊してしまったなどのトラブルもあるので注意しましょう。
おもちゃで遊ぶ際は、周りの状況やルールをよく確認して使用しましょう。
ドッグランでのマナー
ドッグランはマナーを守って利用することが大切です。
初めてのドッグランで他の人に迷惑をかけたりしないようにマナーやルールを知っておきましょう。
トイレの処理
うんちをしたら袋に入れて専用のごみ箱へ、もしくは持ち帰るようにします。
おしっこは水をかけて処理しましょう。
他の犬を勝手に触らない
他の犬が寄って来てもいきなり触るのはNGです。
すごく人懐っこい犬もいると思いますが必ず飼い主さんに『触ってもいいですか?』と確認しましょう。
大人しそうに見えても突然噛みついたり吠えたりすることがあるので注意が必要です。
写真・動画撮影やSNS等ネットに上げる場合は飼い主に許可を得る
愛犬を撮ろうとして他の犬の後ろ姿が映ってしまったなど風景の一部くらいであれば問題ありませんが、人はもちろん、他の犬を撮影する場合も必ず許可を得ましょう。
発情(ヒート)中の犬は連れて行かない
避妊手術をしていない雌犬は半年に1回程度の間隔で発情(ヒート)が来ます。
発情期の間はドッグランへの入場はできません。
ルールのない無料のドッグランでも連れていくのは控えましょう。
ドッグランでの注意点
ドッグランで楽しく過ごす為の注意点を確認しておきましょう。
愛犬から目を離さない
最初はリードを付けて環境に慣らしていきますがリードを取った後も愛犬から目を離さないでください。
他の飼い主さんとおしゃべりしている間に喧嘩しているということもありえます。
楽しく過ごしつつも何かあればすぐに対処できるようにしっかり見守ってください。
けんかやマウンティングはすぐにやめさせる
犬同士のじゃれ合いも犬の社会では重要ですが、じゃれ合い以上の喧嘩やマウンティングを始めたらすぐにやめさせてください。
事故につながることなので目を離さず、しっかり愛犬を見守っておきましょう。
人間もドッグラン内では食べ物禁止
犬のおやつ禁止は前述しましたが人間も同じです。
犬にあげるつもりは無くても、誤って持ち込んでしまい他の犬が食べてしまった、こぼれた物を他の犬が拾って食べてしまったなどの可能性があります。
もし、その犬にアレルギーがあれば大変な事態になるので持ち込まないように注意しましょう。
過信しない
うちの子は大人しいから大丈夫。
そう思っている飼い主さんは多いと思います。
確かに、性格が優しく闘争心の少ない犬もいますがびっくりして吠えたり噛みついてしまったりしてしまう可能性もあります。
仲良さそうなじゃれ合いから大喧嘩に発展する事も…
本当に自分の愛犬は闘争本能が無くてもドッグランに来る犬みんながそうとは限りません。
最後に
注意点やルール、マナーについてある程度理解していただけたかと思います。
まだまだ心配事もあると思いますが愛犬を守る為には注意し過ぎるくらいがちょうどいいでしょう。
また、ノーリードが不安な場合は飼い主さんも愛犬も慣れるまでリードを付けて遊べばいいと思います。
他の人がいなくなればリードを外して遊ぶ事もできます。
事前準備を万端にし勇気を出してドッグランへ行ってみましょう!!
じゃ!!またね!!
コメント