今回は、初心者にオススメでとても綺麗でかっこいいタランチュラ『ブラジリアンブラック』の飼育方法や飼育環境について説明していきます!!
では!見ていきましょう!!
ブラジリアンブラックの毒性
タランチュラは、猛毒を持っていて獰猛という危険なイメージがありますが、本来は温厚な性格で毒性も極めて弱く人間が死に至るほどの危険はありません。
毒というより、牙が鋭く太いので物理的なダメージの方が強いと思います。
ただ、アレルギー反応によるアナフィラキシーショックで死亡した例もあるので触ったり、ハンドリングするのはやめておきましょう!
また、腹部にある刺激毛に触れると皮膚が腫れたり痒みが発生しますが数日で治ることがほとんどです。
飼育の注意点
タランチュラは、弱毒ですが世間一般では恐れられている生き物です。
取り扱いには十分な注意が必要なのでまとめておきます!
絶対に逃がさない!!
タランチュラが脱走すれば自分だけでなく、他人に害を与えるかもしれません!!
脱走させればニュースで取り扱われることだってあります!
大騒ぎになり、他人に迷惑が掛かってしまうので脱走させないように、細心の注意を払い責任を持って飼育しましょう!!
飼育ケースは蓋がしっかりと閉まるものを用意し、管理を徹底しましょう!
メンテナンスや給餌の際は注意!!
流石に素手では触らないと思いますが、メンテナンスの際や給餌の際は噛まれないように注意しましょう。
また、ケージを開けている間に脱走される可能性があるので十分注意してください。
オススメはお風呂場で全て締め切って行うと、もしケージから脱走されても外に出ていく可能性が低くなります。
必ず終生飼育する!!
タランチュラの寿命はメスで20年近くと長いので、終生飼育可能かしっかり検討して飼育しましょう!!
持て余して、屋外に逃がすなど絶対に無いようにしましょう!!
ブラジリアンブラックの価格、入手方法
ブラジリアンブラックはベビーで約1万円くらい~で少し高価なタランチュラです。
メス確定個体だと5万円くらい~になります。
普通のペットショップでは売っていないので、奇蟲を扱っている爬虫類ショップや通販、ヤフオクなどで探してみましょう!!
各地で開催されているエキゾチックアニマルの展示・販売イベントでは通常より安く入手できます。
ブラジリアンブラックの基本情報
分布 | ブラジル、ウルグアイ |
学名 | Grammostola pulchra |
大きさ | 体長:7㎝程度 レッグスパン(脚を伸ばした状態):18cm程度 |
寿命 | オス:4~5年 メス:20年程度 |
ブラジリアンブラックは、地表棲のバードイーターになります。
性格は、とても大人しく体も丈夫で初心者向きと言えます。
ただ、成長が遅くオスで幼体から成体になるまで3~4年、メスで5年以上になります。
そして、エサ食いもそこまで良いわけではないので物足りなさを感じるかもしれません。
ブラジリアンブラックの飼育容器
タランチュラの扱いに慣れていないうちは脱走の心配があるので高さのケースがオススメです。
特大プラケースがオススメ!
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爬虫類などのガラスケージだと、高価なのでプラスチックケースなどで十分です。
個人的にクリアスライダー(ラージサイズ)が見た目もよくオススメですが、容器内が蒸れやすいので穴を開けるなどの工夫が必要です。
また、大きく育つと手狭になるので引っ越しが必要です。
価格:890円 |
ブラジリアンブラックの床材
床材は主にヤシガラ、バーミキュライトなどが使用されます。
保湿性の高い床材を敷いてあげましょう。
個人的にオススメの床材は爬虫類飼育用のデザートソイルです。
保湿性もあり管理も楽なのでオススメです!!
価格:612円 |
タランチュラは高温多湿環境を好みますが、蒸れには弱いので注意してください。
湿っている部分と乾いている部分を作ってあげるといいです。
シェルター
特にシェルターは必要ありません。
ただ、見映えを気にするのであればシェルターを入れると映えると思います。
我が家では、使っていません。
形状お任せ ヤシの実シェルター パンケーキカット 1個 ココナッツシェルター 関東当日便 価格:917円 |
ブラジリアンブラックのエサ
エサは主にコオロギ、デュビア、レッドローチなどを与えます。
頻度は週1回くらいでエサを数匹ケースに入れておけばOKです。
脱皮前は拒食するので心配しなくても大丈夫です。脱皮後しばらくしてから餌をあげましょう。
水入れ
水は結構飲むので必ず水入れを入れてあげて下さい。
ただ、溺れないように浅い水入れにしてあげたください。
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ブラジリアンブラックの飼育温度と湿度
ブラジリアンブラックは乾燥に強い種ですがカラカラはダメです。
ケージ内の半分を湿らせ自分で好きな方を選んでもらいましょう。
ただ、蒸れには弱いのでケース内が蒸れないように注意しましょう。
飼育適温は25℃~28℃、湿度は50%~70%です。
真夏は必要ありませんが、それ以外はパネルヒーターで温めてあげましょう。
パネルヒーターは飼育ケース全面に敷いてしまうと、ブラジリアンブラックが暑いときに逃げ場が無くなってしまうのでケースの1/3~半分に敷きます。
また、パネルヒーターはケースの底面にぴったり付いてないと温まりにくいので、足があるケースには工夫が必要です。
最後に
いかがでしたか?
ブラジリアンブラックは真っ黒で綺麗でかっこよく魅力的なタランチュラです。
マニアックなペットを考えている方は、かっこよくて綺麗な色のタランチュラを飼育してみてはいかがでしょうか?
最後まで見てくれてありがとう!!
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