サワガニは日本の生き物で、綺麗な川などでサワガニを見たことがある人もいると思います。
また、サワガニはペットとして飼育するだけではなく料理としても親しまれています。
今回は、日本の淡水ガニ『サワガニ』の飼育方法を紹介していきます!!
我が家での飼育方法も記載しておきます!
サワガニについて
まず最初に『サワガニ』について勉強していきましょう!!
サワガニの分類、大きさ、寿命
分類 | エビ綱(軟甲綱) エビ目(十脚目) エビ亜目(抱卵亜目) カニ下目 サワガニ上科 サワガニ科 サワガニ属 |
学名 | Geothelphusa dehaani |
大きさ | 甲幅2~3㎝ 脚を含めた幅は5-7㎝ほど |
寿命 | 平均10年 |
サワガニの特徴
サワガニの体色は黒褐色や朱色のものが多いが青白い個体や紫っぽい個体も見られ体色は地域によって異なります。
水質階級I(綺麗な水)の指標生物にもなっています。
また、淡水で一生を過ごすカニは日本ではサワガニのみです。
サワガニの分布
サワガニは日本の固有種で青森県からトカラ列島(中之島)までの分布しています。
サワガニの生息環境
サワガニは水が綺麗な川の上流や中流に多く生息しています。
その他に、田んぼの用水路などでも見られることがあります。
サワガニのエサ
野性のサワガニは雑食性で何でも食べます。
ミミズや昆虫や苔、なんと落ち葉まで食べているそうです。
飼育下では人工フードを与えます。
サワガニの飼育方法
ここからは実際のサワガニの飼育方法紹介していきます!
サワガニの入手方法
サワガニをお迎えるには2つの方法があります。
野外採集
都会では難しいかもしれませんが綺麗な川の上流・中流域に多く生息しています。
流れが弱く浅い場所などで採集可能です。
サワガニは石の下などに隠れているので石をひっくり返して探してみましょう。
ペットショップなどで購入
サワガニは夏になるとホームセンターやペットショップで1匹300円前後で販売されています。
また、ネット通販でも購入することができます。
スーパーで食用として売られている場合もあります。
サワガニの飼育ケース
2~3匹の飼育で30cm程度のプラスチックケースで十分です。
サワガニは脱走の名人なのでしっかりフタができることが重要です。
サワガニは1つのケースに多く入れすぎると共食いする可能性があるので注意しましょう!!
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サワガニの底床について
サワガニは底に何も敷いていないとツルツル滑って歩きにくいので大磯砂などを薄く敷いてあげましょう。
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サワガニの保温について
サワガニは高温に弱いので暖かい時期の保温は必要ありません。
水温は28度前後が適温です。
冬はヒーターで保温する方がいいでしょう!
あまり寒くない地域やエアコンで温度管理している部屋ではヒーターなしでもOKです。
サワガニは冬眠する生き物です。
飼育下での冬眠はとても難しいので冬眠させないことをオススメします。
水換え
水換えをこまめに行えばサワガニの飼育にろ過装置は必要ありません。
2~3日の頻度で水替えをしてあげましょう!
サワガニが泡を吹きはじめたら水質が悪化しているサインです。
すぐに水を交換してあげましょう!
水は水道水をそのまま使うのではなくカルキを抜いて使用します。
水道水に含まれるカルキは水生生物にとってよくありません。
主なカルキの抜き方は2つ!
・市販のカルキ抜きを使用してカルキを抜く
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レイアウト
我が家のサワガニの飼育環境です!
陸場と水場が必要になります。
陸地は流木や石、低床を盛るなどして休める場所を作ってあげて下さい。
水深は5~10cm程度を目安にしてください。
深くなくてOKですが、サワガニは脱皮を水中で行うので最低でも全身が浸かる以上の深さは必要です。
あと、石や流木などの下でいいので隠れる場所も作ってあげましょう。
サワガニのエサについて
人工エサでOKです。
サワガニ専用の人工エサはあまり見かけませんが、大型熱帯魚のエサ(肉食用)やザリガニのエサで代用できます。
その他、ご飯粒やササミ、葉野菜なども食べてくれます。
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サワガニのエサの頻度
エサは毎日あげなくてもOKです。
春から秋(暖かい時期)のエサの頻度は2日に1回で十分です。
冬(寒い時期)はあまり活動しないので週に2回に減らしてもOKです。
食べ残しは水が汚れる原因になるので与えすぎに注意しましょう!!
最後に
最後に必要なものを復習しよう!!
・低床(大磯砂がベスト)
・カルキ抜き(汲み置きの場合不要)
・エサ
・石や流木
いかがでしたか?
サワガニの飼育は水替えをちゃんと行えば比較的容易で飼育設備も簡単に揃えることが出来ます。
夏休みに捕まえたサワガニを飼ってみたい方やちょっと変わったペットを飼育してみたい方は参考にしてみて下さい!!
最後まで見てくれてありがとう!
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