今回は、黒と黄色のが非常に鮮やかで美しい生き物『ファイアサラマンダー』の飼育方法を紹介していきます!!
ファイアサラマンダーはイモリの中でもペットとして人気の高い種で、飼育も比較的容易な両生類です。
では!見ていきましょう!
ファイアサラマンダーについて
まず最初に『ファイアサラマンダー』について勉強していきましょう!!
ファイアサラマンダーの分類、大きさ、寿命
分類 | 両生綱 有尾目 イモリ亜目 イモリ科 サラマンドラ属 |
学名 | Salamandra salamandra |
大きさ | 15㎝~25㎝ |
寿命 | 10年~15年 |
ファイアサラマンダーの特徴
ファイアサラマンダーは、黄色と黒で非常に美しい体色をしていますが、これは警戒色で皮膚からは強力な毒を分泌しています。
ですが、飼育下では毒を出すことは滅多にないので安心して下さい。
ファイアサラマンダーの分布
ファイアサラマンダーは南欧・中欧・東欧に生息しています。
ファイアサラマンダーの生息環境
ファイアサラマンダーは暗く湿った場所を好み、近くに水場がある落葉樹林や混合林などの林に生息しています。
夜行性で、昼間は石や倒木の下、木の根の隙間など隠れ家で過ごします。
ファイアサラマンダーの食性
ファイアサラマンダーは肉食性でコオロギやガなどの小型昆虫やミミズなどを食べています。
飼育下では人工フードを与えます。
ファイアサラマンダーの毒
ファイアサラマンダーの毒はサマンダリンという神経毒で、皮膚から強力な毒を分泌しています。
特に耳の後ろと背中の中心部分に沿って多く分泌され、敵が近づいてくると毒液を飛ばして攻撃します。
しかし、飼育下では滅多に毒液を出すことはありませんが刺激しないように注意しましょう。
ファイアサラマンダーの飼育方法
ここからはファイアサラマンダーの実際の飼育方法を見ていきましょう!!
ファイアサラマンダーの価格
ファイアサラマンダーは、一般的なペットショップやホームセンターでは見かけることは少ないと思います。
両生類を扱っている爬虫類ショップやネット通販などで探してみて下さい。
値段は5000円~10000円くらいで販売されています。
ファイアサラマンダーの飼育ケース(ケージ)
ファイアサラマンダーの飼育には熱帯魚飼育で使う水槽や爬虫類飼育用のケージがおすすめです。
大きさは45cm(横幅)×30cm(奥行)もあれば十分です。
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レイアウト
ファイアサラマンダーのレイアウトは、主に2つあります。
水場と陸地を半々にしたレイアウト
水槽に5cmほど水を張り、砂利を敷き詰めて陸地を作っていきます。その上に水苔を敷いてあげます。
見た目がよく、雰囲気は出ますが掃除や水交換が手間になります。
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陸地メインのレイアウト
腐葉土やソイル、水苔を床材として敷いて、タッパーなどの水入れを置いておく方法です。
この方法だと水交換は非常に楽です。
水入れは全身が浸かる大きさの物でOKです。
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ファイアサラマンダーの飼育温度
ファイアサラマンダーの飼育適温は18度~25度です。
高温に弱く25度以上になると体調を崩すので、夏は冷房などをつけて対策をしましょう。
冬は15度を下回るようであればパネルヒーターを使って温めます。
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ファイアサラマンダーのエサ
ファイアサラマンダーのエサはコオロギやデュビア、レッドローチなどの昆虫が主食です。
その他、慣れてくれればレオパゲルやツノガエル用の人工フードも食べてくれるようになります。
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エサの頻度
ファイアサラマンダーが幼体の場合は毎日与えます。
成長が止まるとエサは毎日あげなくてもOKです。
成体の場合は3日に1回、頭の大きさの2倍ほどの量を与えましょう。
最後に
最後に必要なものを復習しよう!!
・床材(水苔、ソイルなど)
・エサ(コオロギなどの昆虫)
・流木やシェルター
・パネルヒーター(冬のみ)
いかがでしたか?
ファイアサラマンダーの飼育は比較的容易で飼育設備も簡単にそろえられ、初心者の方にもオススメです。
とても綺麗な色をしていて、どこか危険な香りがする、とても魅力的な両生類です。
最後まで見てくれてありがとう!
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