爬虫類飼育にあたっての心構え!!

キャッチ画像 爬虫類

最近はトカゲやカメなどの爬虫類をペットに選ぶ人が増えています。

『変わったペットを飼ってみたい!』『ペットを飼ってみたいけど犬や猫を飼うにはちょっと…』って方は選択肢の一つとして考えてみるのはどうでしょうか!?

ですが、命を扱うので安易な考えで飼育するのではなく爬虫類飼育について十分に理解、検討して飼育を始めてください!

sora
sora

参考になるか不明ですが我が家での体験も記載しておきます!

では!見ていきましょう!!

住宅が爬虫類を飼える状況である

ペット可物件イラスト

sora
sora

まず自分の住んでいる所が飼育可能か確認しないとね!

riku
riku

賃貸物件は注意が必要だよ!

犬や猫はOKでも爬虫類はNGな所もあるからね!

賃貸物件は注意が必要

『ペット飼育可』の賃貸物件であっても『犬、猫のみ』などのルールがある場合があります。

自分が住んでいる物件のルールをしっかり確認しましょう。

飼育スペース

爬虫類の大きさは様々です。

手のひらサイズのトカゲもいれば小型犬くらいの大きさになるトカゲもいます。

その種に適した設備が必要になるのでスペース確保も重要です。

自分がお迎えしたい爬虫類はどの程度大きくなるのか?ケージの設置場所はあるのか?
お迎え前に調べましょう!

我が家では

・ペット専用の部屋を1部屋作っているのでスペースはあります。

・飼育したい種がいれば生体のMAXサイズと必要飼育ケースの大きさを必ず調べます!

・複数飼育したい場合はスチールラックなどを使用するとスペース確保ができます!

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感想(1件)

爬虫類を迎えることに家族全員の合意があるか

sora
sora

爬虫類が苦手な人はたくさんいるよ!

最近、爬虫類を飼育する方が増えたとはいえ、世間一般的に見れば普通ではないペットと思われているのも確かです。

爬虫類が苦手な人も多いので家族としっかり話し合い検討しましょう。

爬虫類の寿命は長い

フトアゴヒゲトカゲのイラスト

sora
sora

爬虫類は10~20年それ以上生きる種類もいるよ!

爬虫類の寿命は長い種類が多いです。10年~20年、中にはもっと長生きる種もいるので注意して下さい!

自分がお迎えしたい種の平均寿命はどれくらいなのか必ず調べましょう!

将来のことも考える

10年以上生きるということは、将来家庭環境の変化がある可能性も十分あります。

環境の変化があっても継続して飼育は可能か?なども検討しなければなりません。

将来何かあれば手放せばいいという安易な考えでは飼わないようにしましょう!!

我が家では

飼育したい種がいれば最初に寿命を調べて検討します!

これまでの経験上、最大サイズと寿命は必ず確認した方がいいです!

お世話をする時間が確保できること

犬や猫に比べお世話は楽かもしれませんが生き物なのでお世話は必要です。

エサや水を与え、ケージの掃除などをする時間が必要です。

飼育したい動物のために時間を作れるか確認しましょう。

種によってエサの頻度、お世話の内容は異なりるのでしっかり調べて自分でも出来る確信があればお迎えしましょう。

エサ問題

トカゲ餌やりのイラスト

sora
sora

草食の爬虫類もいるけど肉食の爬虫類がほとんどだよ!

種類にもよりますが爬虫類のエサは主に虫や冷凍マウスなどが多いです。

これらのエサに抵抗のある人は虫やマウスなどを主食にしている爬虫類はお迎え出来ません。

虫や冷凍マウスが無理な場合はリクガメなどの草食の爬虫類、人工飼料で飼育できる爬虫類にしましょう。

エサの保管

エサの保管場所についても考えないといけません。

保管用の冷凍庫がない場合は家族共用の冷凍庫に冷凍マウスを保管する必要があります。

また、虫をエサにする場合は、部屋でコオロギやデュビア(外国のゴキブリ)などを飼育・保管する必要があります。

エサ保管の為に家族の了承は得ましょう!

我が家では

自分の経験上、飼育する種類や数が増えてくるとエサ保管用の冷凍庫は別であった方がいいと思います。

経済的負担を考慮すること

円マークのイラスト

 

生き物を飼育するので、当然お金が必要です。

飼育ケースはもちろん爬虫類の場合は変温動物なので体を温める器具、紫外線が必要な種には紫外線ライトなどの設備を揃える必要があります。

飼育する種類によっては初期投資は多くなります。

もちろん、手軽な設備で飼育できる種もいます。

ランニングコストはエサ代、各種ライトの電球、床材、電気代などが必要です。

もちろん、病気やケガをした場合の医療費も必要ですね。

爬虫類は犬や猫に比べれば支出は少ないと思いますがある程度の出費はあります。

我が家では

複数飼育しているので1匹ごとに保温するより部屋ごとエアコンで管理してしまった方が楽です。

試しに数カ月間エアコンで温度管理をしてみましたが、あまり電気代に変わりはありませんでした。

以来エアコン管理にしています。

皆さんも数カ月試してみてはいかがでしょうか?

馴れるけど懐かない

sora
sora

爬虫類は懐きません!

爬虫類は犬や猫のように懐く事はありません。

『懐く』のではなく『馴れる』が正しい表現かと思います。

犬や猫のようなコニュニケーションが取れるかというと難しいでしょう。

人に馴れた個体は体を触ったりなどの接触を許してくれるという程度の認識です。

もともと、警戒心が強い種や過去に人間に怖い思いをさせられた個体は馴らすこと自体が難しい場合もあります。

爬虫類は人間に馴れても犬や猫のように懐く事はありません

我が家では

極力ハンドリングをして人間に馴れてもらうようにしています。
※嫌がっているのを無理矢理はダメ!

これまでの飼育経験上ハンドリングは、ふれあい目的だけではなく生体の管理やメンテナンス時の生体の移動などにも必要なるのでハンドリング出来るようにしておいた方が何かと便利です。

爬虫類を診てくれる動物病院が少ない

動物病院のイラスト

犬や猫を診てくれる動物病院は多いですが爬虫類を診てくれる病院は非常に少ないです。

さらに、地方だと診てくれる病院を探すのが困難です。

迎えする前に動物病院を探しておくことが大切です。

爬虫類を診てくれる動物病院はいざという時探しても中々見つかりません…

捨てない、逃がさない

飼育不可となり捨てることは論外です!!

それに、爬虫類は脱走の名人です!!

必ず蓋がついたケージで飼育し逃げ出さないようにする事が重要です!

危害を加える可能性が無くても近隣住民には爬虫類が苦手な方も多くいます。

社会や生態系に影響を与える可能性

最近では脱走したヘビが近隣で見つかったなどニュースで取り上げられています。

一人の爬虫類飼育者の行動が飼育者全体に迷惑を掛ける結果になります。

人に危害を加えその種が飼育出来なくなったり、脱走や捨てられた個体が生態系に悪影響を与え特定外来生物になるといったケースもあるので注意しましょう。

特定外来生物」とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。

環境省『日本の外来種対策』より引用

我が家では

・フタは開けっ放しにしない。メンテナンス後のフタはちゃんと閉まっているか確認は必ずしています。

・素早い生体、危険な生体を扱う場合はお風呂場で締め切って行っています。

特にタランチュラやムカデなど毒のある生き物は細心の注意を払いましょう!!

最悪、飼えなくなった場合のことを考えておくこと

将来何が起こるかわかりません。

不慮の事故など、さまざまな事情で飼えなくなってしまうケースが出てくるかもしれません。

万が一の際に代わりに飼ってくれる人を見つけておくことも重要です。

最後に

sora
sora

爬虫類をお迎えするにあたっての心構えを復習しておきましょう。

・住宅が爬虫類を飼える状況である
・爬虫類を迎えることに家族全員の合意がある
・爬虫類の寿命は長い
・お世話をする時間が確保できる
・エサ問題
・経済的負担を考慮する
・馴れるけど懐かない
・爬虫類を診てくれる動物病院が少ない
・捨てない、逃がさない
・最悪、飼えなくなった場合のことを考えておく

以上のことに注意して爬虫類飼育を検討してください。

最近ではペットのヘビが住宅街で見つかったり。

ペットだった爬虫類が野生化して自然界に影響を与えてしまっているなどのニュースをよく聞くと思います。

安易にペットを迎えるのではなく、よく考えて不幸な動物を増やさないようしっかり検討してお迎えしましょう。

sora
sora

またね!!

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