サソリは主に熱帯雨林などに生息する多湿系と砂漠などに生息する乾燥系の二種類にわかれます。
今回は、熱帯雨林などに生息しているダイオウサソリ、アジアンフォレストスコーピオン(チャグロサソリ)やヤエヤマサソリなどの多湿系サソリの特徴や飼育方法を紹介します。
では!見ていきましょう!!
サソリの毒性
サソリは毒を持っていますが、人間が刺されると危険なサソリは25種類くらいのごく一部です。
日本で飼育可能なサソリは刺されても虫刺され程度に腫れるだけのものがほとんどです。
個体差もありますが、性格も温厚な種類が多く凶暴過ぎて手が付けられないような種類はいません。
サソリは危険だと思われていますが、日本でペットとして売り出されているサソリに関しては気を付けていればそこまで危険な種はいません。
サソリ飼育の注意点
サソリの危険性は低くても毒を持った生物です!
取り扱いには注意が必要なのでまとめておきます!
絶対に逃がさない!!
サソリが脱走すれば自分だけでなく、他人に害を与えるかもしれません。
いくら飼育者が危険性は低いとわかっていても、世間一般的に見れば猛毒を持った危険な生き物と思われています。
脱走させればニュースで取り扱われることだってあります!
大騒ぎになり、他の人に迷惑が掛かってしまうので脱走させないように、細心の注意を払い責任を持って飼育しましょう!!
サソリはわずかな隙間でも脱走することができるので飼育ケースは蓋がしっかりと閉まるものを用意しましょう!
素手で取り扱わない
毒性が弱いとはいえ、刺されれば痛みはありますし、アナフィラキシーショックを起こす危険性もあるので、素手で触らない様にしましょう!
必ず終生飼育する
サソリの寿命は10年程度と長いので、終生飼育可能かしっかり検討して飼育しましょう!!
サソリの価格、入手方法
アジアンフォレストスコーピオンは約3000円ほどで買うことができます。
ただ、ダイオウサソリは値段が高騰しており約10000円ほどになっています。
普通のペットショップでは売っていないので、奇蟲を扱っている爬虫類ショップや通販、ヤフオクなどで探してみましょう!!
各地で開催されているエキゾチックアニマルの展示・販売イベントでは通常より安く入手できます。
サソリの飼育容器
飼育容器の大きさの目安は体の3倍程度の大きさで蓋がしっかり閉まるものならOKです。
爬虫類などのガラスケージだと、高いのでプラスチックケースなどで十分です。
個人的にクリアスライダー(ラージサイズ)が見た目もよくオススメですが、容器内が蒸れやすいので穴を開けるなどの工夫が必要です。
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サソリの床材
床材は主にピートモス、ミズゴケ、ヤシガラ、バーミキュライトなどが使用されます。
保湿性の高い床材を敷いてあげましょう。
個人的にオススメの床材は爬虫類飼育用のデザートソイルです。
保湿性もあり管理も楽なのでオススメです!!
価格:612円 |
シェルター
シェルターは単独飼育の場合、特に必要ありません。
ただ、見映えを気にするのであればシェルターを入れると映えると思います。
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サソリのエサ
エサは主にコオロギ、デュビア、レッドローチ、ミルワーム、ジャイアントミルワームなどを与えます。
量と頻度は週1回くらいでハサミの大きさと同程度のエサを一匹ケースに入れておけばOKです。
水入れ
水は結構飲むので必ず水入れを入れてあげて下さい。
ただ、溺れないように浅い水入れにしてあげたください。
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サソリの飼育温度と湿度
多湿系のサソリの飼育適温は25℃~28℃、湿度は80%です。
真夏は必要ありませんが、それ以外はパネルヒーターで温めてあげましょう。
パネルヒーターは飼育ケース全面に敷いてしまうと、サソリが暑いときに逃げ場が無くなってしまうのでケースの1/3~半分に敷きます。
また、パネルヒーターはケースの底面にぴったり付いてないと温まりにくいので、足があるケースには工夫が必要です。
湿度は霧吹きで調整してあげてください。
ただ、ケース内が蒸れないように注意しましょう。
最後に
いかがでしたか?
サソリは危険だと世間では思われていますが、危険性も低くとても飼育しやすいペットです。
お世話も手がかからないので一人暮らしの方や奇蟲の入門種などにピッタリです!!
↓参考までに我が家の飼育環境です!!↓
最後まで見てくれてありがとう!!
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