多くの飼育者さんは知っていると思いますが犬にとって危険な食べ物の代表チョコレート!!
人間にとっては美味しく甘いお菓子ですが、犬にとっては危険な食べ物なんです!!
今回は、犬にとってチョコレートはなぜNGなのか、なぜ危険なのかについてお話していきます。
では!見ていきましょう!!
なぜよくないの?
犬がチョコレートを食べてしまった場合、中毒を引き起こします。
では、何が原因で中毒症状を引き起こすかというと…
チョコレートの原料であるカカオには、「テオブロミン」という物質が含まれています。
人間は、この成分を分解できますが犬はこのテオブロミンを体内で分解する能力が低いので中毒を引き起こしてしまうのです。
ただ、人間も高カカオもチョコレートを食べる場合は注意が必要らしいです。
また、カカオが含まれる食べ物、チョコを使ったお菓子や飲み物もNGです!
愛犬が間違って食べてしまわないように保管場所に注意しましょう!!
食べてしまった時の症状
症状が出るまでの時間
犬がチョコレートを食べてしまった場合、中毒症状は食べた直後ではなく、一般的に4、5時間~半日ほど経って
症状が現れます。
主な症状
初期症状とした嘔吐、下痢、失禁などがあり、深刻になると震えや不整脈、痙攣などの症状が現れます。
危険な量
テオブロミンの致死量は犬の体重1kgあたり100~200mgだと言われていまが、致死量でなくとも、テオブロミン
の摂取量が犬の体重1kgあたり20mgで軽度の症状、40~50mgで重度の症状、60mgで痙攣が起こるとされ
ています。
高カカオほどテオブロミンの含有量が多いので危険です。
食べてしまった時の対処法
犬がチョコレートを食べてしまった場合、自分で出来る応急処置はありません。
症状が出ていない場合や食べた量が少量でも、まずは獣医師に連絡を指示を仰ぎましょう!!
「塩を飲ませて吐かせる」などの誤った応急処置は、絶対にしないでください!!
塩中毒で犬の命を落とす危険性があります!
最後に
いかがでしたか?
もし、ワンちゃんがチョコレートを食べてしまったら、慌てずに獣医師さんに相談することを優先しましょう!
一番は事故を防ぐために、誤飲をさせない環境づくりです。
今一度自宅の環境を見直してみるのはいかがでしょうか??

では!さようなら!
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